稲藁少し分けてもらえたので、今年も納豆作りました。
手順はシンプルで、蒸すか茹でるかした大豆を藁といっしょに保温するだけ。
稲藁の納豆菌が大豆を醗酵させるのを待ちます。
手順を簡単にご紹介してみます。
①まず大豆を柔らかく茹でます。
私は圧力鍋で40分。
納豆になる過程で固くなっていくので柔らかめに。味噌づくりの固さでいいと思います。
②大豆を茹でている間に藁を洗って湯たんぽも準備します。
私は簡単な水洗いとヤカンの熱湯を回しかける程度です。
煮沸消毒オススメしている方もいらっしゃいますが、納豆菌は熱に相当強いので心配な方はどうぞ。
私は過去に洗わず乾燥した状態で使ったこと、使い終わった藁でもう1回醗酵させたことありますが、幸い上手くいってます。
③藁をタッパーに敷いてその上に茹で上がった大豆を広げ、上からまた藁を被せます。
納豆菌は酸素をたくさん必要とするのと、藁と接する部分をたくさん取りたいので、浅い容器に薄く。が基本です。
④発泡スチロールの箱の底にタオルでくるんだ湯たんぽを入れてその上に納豆を仕込んだタッパーを乗せて保温します。
酸素が入るように蓋を少しずらして。
途中湯たんぽがぬるくなるので、再加熱を1回。
20時間程度で出来てきますが、私はオーバープロセスが好みなのでもう1回湯たんぽ温めて続けます。
•補足
今回の納豆づくり、
米パンとは稲作と醗酵文化といった点でつながっています。
米を米麹でパンにするという技術。
現代ならではの醗酵文化ですね。