塩分を加えずに作った塩なし米パンというものがあります。
減農薬五分搗き米で作ったものと、有機栽培玄米で作ったものとあります。
玄米のほうは原材料が米と米麹だけ。
最低限のシンプルさです。
通常のレシピから塩をなくしただけですが、びっくりするくらい味しないです。
この奇妙なメニューが誕生したキッカケは、ある愛犬家の常連さんとの会話です。
「米パンを食べてると飼っている犬が欲しがるので少し分けてるけど、犬用に作れないか。」
米は問題なく、とにかく塩がダメ。あとレーズンもダメ。
もともと少ない原材料点数なので、気にするところはほとんどなく試作もスンナリでした。
最初は減塩からスタートしましたが、現在では味わい度外視の無塩となってます。
食品製造の許可を受けたお店なので、あくまでもヒトの食物として販売してます。
お子様に買って行かれる方がちらほら、この味が好みだと言って頂ける方、少しづつですが需要増えてます。
私は玄米の塩なし米パン、最近美味しいと感じるようになってきました。
